満腹時視聴推奨「南極料理人」

実際に南極観測で料理人として派遣された作家、西村淳のエッセイを原作とした堺雅人さん主演の2009年に公開されたコメディ映画です。

海上保安庁で料理人として働いていた西村は、ある日上司に南極観測隊の専属料理人として同行する様に告げられる。予定していた隊員が事故で行けなくなってしまったのだ。

妻子を残しての単身赴任に西村は嫌々ながらも南極観測の起点、昭和基地よりも更に奥地にある『ドームふじ基地』に2年間派遣される事になる。

平均気温がマイナス54度、ウィルスすらいない雪に閉ざされた陸の孤島で各機関から派遣された個性豊かな8人の隊員との共同生活がスタートするのだった。

舞台は、1996~98年の南極。インターネットは今の様に整備されておらず、スマホもパソコンも一般人が手軽に使える娯楽がとにかくなにもない時代。唯一の娯楽は、施設内に置かれている1分700円以上する公衆電話と日本から撮りためてきたビデオテープのみ…。

そんな、背景もありみんなの食に対する熱が激しい!! 雪に閉ざされた南極では食事が隊員達の重要な娯楽であり癒しの時間なのです。

日本から大量に持ってきたラーメンは深夜の盗み食いに消え、前任の部隊が置いて行った伊勢エビは隊員たちの強い希望により巨大エビフライになるも「やっぱ…刺身だったな」の元も子もないコメントと共にしょっぱい思い出となるわ、誕生日に用意しようと思ったローストビーフは南極という場所柄中々火が通らず、ついには棒に肉を刺し火を放って燃やすという暴挙に。

勿論、そんな変な料理だけでなく普通に美味しそうな料理も数々登場。

ただ、深夜に見ると異様に夜食を食べたくなるので注意が必要な作品です。満腹な時にどうぞ。